「現代史研究会からのお知らせ」カテゴリーアーカイブ

【延期】現代史研究会・西洋近現代史研究会共催 合評会(4月例会)【延期】

※4月例会の開催は延期となりました。(2024年4月23日更新)

水戸部由枝著『近代ドイツ史にみるセクシュアリティと政治――性道徳をめぐる葛藤と挑戦』(昭和堂、2022年)
評者:日暮美奈子氏(専修大学)
   五味知子氏(慶應義塾大学)
   人見佐知子氏(近畿大学)
リプライ:水戸部由枝氏(明治大学)

4月例会は、西洋近現代史研究会との共催による合評会です。 性規範が構築されてゆく歴史的な過程を西洋と東洋の視点から捉え直し、闊達に議論できる会にしたいと考えております。
幅広い専門分野・年齢層の方々にご参加いただけますことを願っております。

日時:2024年4月28日(日)14:00~17:00
会場:明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー 1073教室
実施形態:オンライン(Zoom)+対面
オンライン参加用の登録フォーム: https://forms.gle/hr6xkf5qHA5CC2nE9
※参加費は無料です。
※対面参加の方はフォーム入力は不要です。直接、会場にお越しください。

3月例会のお知らせ

中野智世・前田更子・渡邊千秋・尾崎修治編著『カトリシズムと生活世界ーー信仰の近代ヨーロッパ史』(勁草書房、2023年)合評会


評者:吉野恭一郎氏(東洋大学等、ドイツ史)

   山口みどり氏(大東文化大学、イギリス史)

   森村敏己氏(一橋大学、フランス思想史)

リプライ:編者・執筆者一同

日時:2024年3月30日(土)14時〜17時半

会場:明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第一会議室

※研究棟4階はリバティータワー3階と渡り廊下で接続しています(https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

実施形態:オンライン(Zoom)+対面

オンライン参加用の登録フォーム:https://forms.gle/XZf5bf67hJGwJJaa7

※参加費は無料です。

※対面参加の方はフォーム入力は不要です。直接、会場にいらしてください。

第33回西日本ドイツ現代史学会について

第33回西日本ドイツ現代史学会を、下記の要領で開催いたします。年度末の慌ただしい時期ではありますが、奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
現在の報告タイトルはいずれも仮のものです。

【日時】
日時:2024年3月30日・31日
会場:広島大学霞キャンパス・凌雲棟 R402教室(広島市内の医学部キャンパス)、ならびにZoomでのハイブリッド開催

【参加費】
現地参加の方は会場費として一人500円をご協力いただきますようお願いいたします。

1日目:3月30日(土)

開場 12:30

開催挨拶 13:00

個別報告(13:10~) 報告時間各30分 質疑各20分
1 佐々木淳希(獨協大学) 「西ドイツ「団体法」制定の試みからみる社会の民主化の一側面」
2 川崎聡史(獨協大学) 「西ドイツ民主主義の転換点? ヘッセン州の「過激派条令」に関 する一考察」
3 村上遥香(大阪市立大学)「1980 年代の東ドイツにおける外国人契約労働者について ―Gruppenleiter を中心に」(オンライン発表)
4 福永耕人(大阪大学)「⻄ドイツにおける軍人・軍隊像をめぐる論争」(オンライン発表)

総会(個別報告終了後)
議題として今回は今後の西日本ドイツ現代史学会の開催方法について皆様にお諮りいたします。その後、懇親会を広島駅周辺で開催予定

2日目:3月31日(日)

開場 9:00

小シンポ 9:15~12:40
東ドイツ外交史研究の新展開―東アジア政策をめぐって

日本の東ドイツ史研究はこれまで、この国に暮らしていた人びととSED体制との関係、日常生活の実態といった政治社会史に多くの成果をあげており、ドイツ統一後の移行期の社会実態についても歴史学的視点から検討が進んでいる。しかし、外交史についてはそれほど多くの研究がなされてきたとはいえない。東西ドイツ二つの国家が冷戦の影響下で分断国家として成立しながらも、西ドイツについては、多くの外交史研究が語られてきたにもかかわらず、東ドイツのそれについてはほとんど無視されてきたといっても過言ではない。この背景には、東ドイツは、ソ連に従属した立場、ないしはその衛星国であり、自律性は存在しない、それゆえこの国の外交について評価する必要はないという、西側的な価値判断からの思い込みがあったのではないだろうか。むろん、ドイツ本国においては、ヴェントカーの通史からも確認できるように、すでに東西ドイツの間での特殊な外交関係、ソ連や東欧諸国との外交関係をはじめとして、1970 年代以降の西側 諸国、中国やベトナムないしはモザンビークといった社会主義体制国との関係を含めて数多くの外交史研究が出されている。
このような研究状況を背景にしつつ、本シンポジウムは東ドイツと東アジアとの関係に着目してみたい。戦後世界で冷戦のもう一つの最前線に位置していた東アジア諸国と東ドイツの関係は、社会主義陣営内部での一体性、ヨーロッパと東アジアという地理的な違い、さらには各国独自の利害関心などを考えると、多面的な評価が可能であり、再評価が著しい冷戦史についての考察をさらに豊かにする可能性を持つ。
特に今回の個別報告では、北朝鮮と中国という二つの共産主義国と東ドイツとの外交関係を問題にしたい。それぞれの報告からは、共産主義国家間の外交関係の特質や 1950 年代後半の中ソ対立を踏まえた東側陣営内での多様な同盟・外交関係のあり方が浮かびあがるだけでなく、東側からみた場合の冷戦の実態について、ヨーロッパと東アジアにまたがる世界史的な評価を試みることができるのではないだろうか

趣旨説明・司会
河合信晴(広島大学)

報告者と個別報告タイトル 報告時間各40分
1 川喜田敦子(東京大学)「冷戦期の東ドイツ=北朝鮮関係 朝鮮戦争後の咸興復興支援を中心に」
2 熊野直樹(九州大学)「人民公社と大豆をめぐる東ドイツ=中国関係」
3 田嶋信雄(成城大学) 「東ドイツ=中国関係と世界政治の変動 1978-1990」 (休憩:11:20-11:30)
コメンテーター コメント時間各20分
板橋拓己(東京大学) ドイツ現代史の側から
山本晶子(慶応義塾大学) 日本近現代史の側から

討論 12:10-12:40

閉会挨拶 12:40

出席を希望の方、現地参加・Zoom での参加ともに下記の登録フォームにご記入ください。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeZf-shxd9a8BfJxXHNtDGcqdOQBIZ1Mn6va8eyUTzWgUc-vw/viewform?pli=1
(受付締め切り:懇親会の手配とZoomの設定の都合上、3月15日までにご記入ください。) 参加希望者には開催4日前ぐらいを目安にして別途Zoom参加URLをお送りいたします。

【会場・交通案内】
霞キャンパスには広島駅南口バス乗り場Bホーム10番から出ている路線バスに乗車してください。広島みなと新線(大学病院・県立広島大学・宇品東・広島港方面)、まちのわループ右回り(段原中央・大学病院・旭町・県病院方面)。「大学病院前」にてお降りください。なお、途中停車バス停に「大学病院入口」がありますが、そのままご乗車ください。
会場地図については下記ファイルをご覧ください。
https://gendaishiken.fc2.page/wordpress/wp-content/uploads/霞キャンパス 凌雲棟案内図.pdf

【宿泊場所】
宿泊は各自でご手配ください。近頃の状況を考えますと早めにご手配ただいたほうが確実かと思います。広島駅周辺が移動も含めて便利です。私学共済の広島ガーデンパレスの他、ビジネスホテルも多くあります。

【懇親会について】
懇親会費:有職者は7000円、非有職者は3000円を予定しております。懇親会への参加希望、ないしはキャンセルについては必ず3月15日までにご連絡ください。当日キャンセルは参加費を申し受けることになることになりますので、ご注意ください。

【当日のゴミについて】
会場での飲食は可能ですが、ゴミについては各自でお持ちかえりいただきますよう、ご協力をお願いいたします。

総会および11月例会のお知らせ

日時: 2023年11月25日(土)16:00-19:00 (※16:00~17:00は総会です。会員の方はご参加くださいますよう御願いいたします)
会場:青山学院大学 青山キャンパス 17号館3階の17306教室
実施形態:オンライン (zoom)+対面
オンライン参加用の登録フォーム:https://forms.gle/DzNtxbPcj3c2FYMt9

※参加費は無料です。

※対面参加の方はフォーム入力は不要です。直接、会場にいらしてください。

16:00~ 総会

17:00~ 研究報告
中井杏奈氏「ボルトシュティーベル・ゲルトルードの諸相——アーカイブ史料から女性共産主義者の知的貢献を考える 」(仮) ※欧州からのオンライン報告となります。